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初代ドラゴンボールのネタバレ&名シーン・強さランキング総まとめ!

初代『ドラゴンボール』は、後に国民的作品となる“孫悟空”の原点を描いた冒険ファンタジーであり、少年漫画の王道を確立した歴史的アニメです。山奥で暮らす少年・悟空が、ドラゴンボールを探す少女ブルマと出会うことで世界へ踏み出し、多くの仲間・強敵との出会い、修行、天下一武道会、そして宿敵との死闘を通じて成長していく物語となっています。初代アニメはコミカルで温かい雰囲気ながら、後のZへと繋がる“悟空の人格形成”や“戦闘スタイルの基礎”が詰め込まれた重要な章です。本記事では、初代アニメの物語を詳しく振り返りつつ、主要エピソードごとのネタバレ、名シーン、強さランキングなどを完全まとめとしてお届けします。

目次
  1. あらすじ
  2. ドラゴンボール ネタバレ
    1. 重要エピソード1:悟空とブルマ、運命の出会い
    2. 重要エピソード2:変身能力を持つウーロンとの遭遇
    3. 重要エピソード3:荒野のならず者ヤムチャとの死闘
    4. 重要エピソード4:ピラフ一味とドラゴンボール争奪戦
    5. 重要エピソード5:亀仙人に弟子入り、悟空とクリリンの修行開始
    6. 重要エピソード6:天下一武道会、悟空の才能が開花
    7. 重要エピソード7:悟空、ドラゴンボール再探索へ
    8. 重要エピソード8:レッドリボン軍編・悟空 vs 軍隊
    9. 重要エピソード9:天下一武道会 再び
    10. 重要エピソード10:ピッコロ大魔王襲来
    11. 重要エピソード11:マジュニア(ピッコロ)との最終決戦
    12. 最終回までのまとめ
  3. その後の展開
  4. 伏線回収まとめ
    1. 悟空の大猿化(サイヤ人設定への伏線)
    2. ピッコロ大魔王 → ピッコロ(マジュニア)への継承
    3. 亀仙流の修行が“Zの戦闘スタイル”へ直結
  5. 原作との主な違い
    1. アニメオリジナル回の追加によるテンポの違い
    2. キャラクターの描写が原作よりマイルド
    3. 戦闘描写がアニメ特有の演出で強化
  6. 強さランキングトップ5
    1. 1位:ピッコロ大魔王(全盛期)
    2. 2位:マジュニア(若ピッコロ)
    3. 3位:孫悟空(初代 最終武道会ver)
    4. 4位:天津飯(初登場〜最終)
    5. 5位:亀仙人(本気モード)
  7. 名シーン集
    1. 名シーン1:悟空と祖父・孫悟飯の涙の再会(占いババ編)
    2. 名シーン2:ジャッキー・チュン(亀仙人)vs悟空、師弟の全力勝負
    3. 名シーン3:悟空 vs ピッコロ大魔王、渾身の一撃
    4. 名シーン4:神龍初召喚とウーロンの「パンティおくれ!」
    5. 名シーン5:悟空、初めて空を飛ぶ(舞空術の原型)
  8. 初代ドラゴンボールはどこで見れる?
  9. 初代ドラゴンボールの平均評価
  10. 初代ドラゴンボールはどんな人におすすめか?

あらすじ

山奥で暮らす不思議な少年・孫悟空は、亡き祖父の形見である“四星球”を大切に守っていた。ある日、彼の前に都会育ちの天才少女ブルマが現れ、世界に散らばる七つの“ドラゴンボール”を集めれば願いが叶うと明かされる。悟空は四星球を守るため、ブルマの冒険に同行することを決意する。
旅の途中で変身能力を持つウーロン、荒野の盗賊ヤムチャ、伝説の武道家・亀仙人、弟子のクリリンなど多くの仲間と強敵に出会い、悟空は徐々に武道家としての素質を開花させていく。やがて天下一武道会への出場、レッドリボン軍との死闘、ピッコロ大魔王の復活など、世界の命運を賭けた激闘へと発展していく。少年期悟空の成長を描くこの物語は、Zや超へと続く壮大なドラゴンボールサーガの大きな幕開けである。

ドラゴンボール ネタバレ

※以下、“重要エピソード方式”で11に分岐して超詳細にまとめます。

重要エピソード1:悟空とブルマ、運命の出会い

山奥で静かに暮らす悟空は、野生動物と戦い、丸太を軽々と投げ、素手で巨大な魚を倒すという尋常でない身体能力を持つ少年だった。そこへ突然、文明社会からやってきたブルマが衝突事故を起こしながら登場する。悟空は“車”の概念も知らない純粋な少年であり、ブルマの発明品や文明の道具に毎度驚かされる。
ブルマは悟空の持つ四星球が、世界に散らばる七つのドラゴンボールのひとつであることを知り、悟空は四星球が祖父の形見であるため旅へ同行することに。二人の価値観の違いがコミカルに描かれ、物語の基礎となる「冒険」「成長」「仲間」といったテーマがここで提示される。

重要エピソード2:変身能力を持つウーロンとの遭遇

悟空とブルマは道中で“村を襲う怪物”として恐れられているウーロンに出会う。しかし実態は、変身能力を生かして大人を脅していただけの虚勢を張った存在だった。悟空はウーロンの変身に苦戦しつつも勝利し、ウーロンは半ば強制的に旅に同行することとなる。
ウーロンの存在は、ドラゴンボール序盤の“コミカル担当”であり、ブルマとの掛け合いによって作品全体に軽やかなテンポを与える。またウーロンは後の最重要場面である“ピラフの願いの阻止”に大きく貢献するキャラでもある。

重要エピソード3:荒野のならず者ヤムチャとの死闘

砂漠地帯で盗賊ヤムチャと遭遇。彼は当初、悟空以上のスピードと技を見せる武道家であり、悟空を苦戦させるほどの実力を持っていた。だが致命的な弱点があり、“女性を前にすると極度に緊張する”という体質のせいでブルマを見た瞬間に戦闘不能に。
この弱点がコメディとして描かれつつ、ヤムチャは悟空の強さに感銘を受け、後に味方として天下一武道会へ参加するまでに成長する。

重要エピソード4:ピラフ一味とドラゴンボール争奪戦

悟空たちは七つのドラゴンボールをほぼ揃えるが、世界征服を狙うピラフ大王が彼らを捕まえ、先に神龍を呼び出そうと企む。悟空たちは牢屋に閉じ込められるが、満月を見た悟空が“巨大な大猿”に変身しピラフ城を破壊。
これは悟空の正体が「サイヤ人」である伏線として後の物語に繋がる超重要設定だった。ウーロンが“ギャルのパンティおくれ!”というしょうもない願いで神龍を止めることで世界は救われ、コミカルでありながら重大な局面を迎える名エピソード。

重要エピソード5:亀仙人に弟子入り、悟空とクリリンの修行開始

悟空はさらに強くなるため、伝説の武道家・亀仙人のもとへ向かう。そこに現れたのがクリリン。彼は悟空のライバル的存在として加入し、二人は“地獄の亀仙流修行”に挑む。

  • 牛乳配達
  • 畑仕事
  • 巨大な岩運び
  • サボると亀仙人の鉄拳が飛ぶ

といった地味だが基礎を鍛えるメニューをこなしながら、悟空とクリリンは友情と競争心を深めていく。

重要エピソード6:天下一武道会、悟空の才能が開花

修行を終えた悟空とクリリンは天下一武道会に挑む。ここで初めて世界レベルの武道家たちが登場し、悟空の規格外の強さが世界に知られることとなる。
ナム、ギラン、そして最終戦では“ジャッキー・チュン”として変装した亀仙人と戦う悟空。
大猿変身寸前まで追い詰められ、最終的には亀仙人の勝利。悟空は敗北からさらに成長するという少年漫画の王道展開が描かれる。

重要エピソード7:悟空、ドラゴンボール再探索へ

武道会後、悟空は祖父の形見である四星球を再び探す旅に出る。ここから物語の冒険要素が再び強まり、悟空は単独で世界各地へ向かう。海賊基地、謎の遺跡、危険な洞窟など、アドベンチャー色の強い章が続く。

重要エピソード8:レッドリボン軍編・悟空 vs 軍隊

物語は大きくスケールアップし、悟空は国家レベルの軍事組織“レッドリボン軍”と戦うことに。
悟空一人で基地を壊滅させるなど、少年悟空ながら戦闘力が急激に上がる。
ブルー将軍、マッスルタワー、ホワイト将軍との戦いなど、レッドリボン軍編は長期の名アークとして語り継がれる。

重要エピソード9:天下一武道会 再び

さらなる修行を経た悟空は再度天下一武道会に挑む。この大会では天津飯、餃子といった後の仲間が敵キャラとして初登場。悟空は天津飯と死闘を繰り広げ、武道家としての精神性がより成熟する。

重要エピソード10:ピッコロ大魔王襲来

初代ドラゴンボール最大のシリアス章。

  • クリリンの死
  • 神龍死亡
  • 世界規模の危機

悟空は超神水でパワーアップし、ピッコロ大魔王を撃破。
キッズ向け作品の枠を越えた衝撃の展開となり、“少年漫画の歴史が変わった”と言われるほどの名章。

重要エピソード11:マジュニア(ピッコロ)との最終決戦

ピッコロ大魔王の生まれ変わりであるマジュニアが天下一武道会に出場。悟空は過酷な戦いの末、新たな“飛行技術”などを駆使して勝利。これが初代ドラゴンボールの最終バトルであり、悟空の少年期が終わる象徴的な瞬間となる。

最終回までのまとめ

初代ドラゴンボールは、悟空が“ただの山奥の少年”から“世界最強クラスの武道家”へ成長する過程を描いた冒険物語である。ブルマとの出会いから始まり、仲間との絆、武道家としての修行、数々の大会、軍との戦い、魔族との死闘など、少年悟空の人生を形成する主要な出来事がぎっしり詰まっている。特にピッコロ大魔王編からはシリアスさが増し、後の『ドラゴンボールZ』へと繋がる伏線が多数張られる。最終回では、悟空が自らの人生の目的を“さらに強くなること”“愛する仲間を守ること”へ確立していき、成長物語の第一幕が完璧に閉じられる。少年時代の純粋さと冒険心が最も輝いたシリーズであり、何度見直しても面白い名作である。

その後の展開

初代の物語は、そのまま『ドラゴンボールZ』へ繋がり、悟空の正体が「サイヤ人」であることが明かされる。ピッコロは悟飯の師となり、天津飯やヤムチャもZ戦士として活躍。漫画版では、初代〜Z〜超まで一貫して孫悟空の人生が描かれ、世界観が大きく広がる。
アニメの続編としては、

  • ドラゴンボールZ
  • ドラゴンボールGT(別時間軸)
  • ドラゴンボール超

が存在し、特に超では神の領域へ踏み込む戦闘が描かれる。
漫画のみの追加要素としては、原作・鳥山明が終盤の展開を完全にコントロールしており、アニメと比べてテンポよく進む演出が多い。
いずれにせよ、初代は悟空の人格形成と世界観の基礎を担う、後の全展開に直結する重要な章と言える。

伏線回収まとめ

物語全体に散りばめられた伏線が後の展開でどのように回収されるのかを整理し、作品理解を深めるためのまとめです。

悟空の大猿化(サイヤ人設定への伏線)

初代ドラゴンボールでは、悟空が満月を見ると巨大な“大猿”へ変身する描写がある。
この時点では「尻尾を持つ謎の少年の特異体質」程度に扱われていたが、後にZで悟空が“サイヤ人”であり、大猿化がサイヤ人固有の能力だったと判明する。

初代では伏線として意識されていなかったものの、結果的に超重要設定となる回収。
物語を通して悟空の出生の謎に少しずつ迫っていく、自然な世界観構築が秀逸だった。

ピッコロ大魔王 → ピッコロ(マジュニア)への継承

ピッコロ大魔王が死ぬ直前に“卵”として産み落としたのが後のピッコロ(マジュニア)。
悟空との因縁はこの時点で確定し、次の天下一武道会で再戦する構造が初代ラストまで繋がっていく。

「宿敵が必ず帰ってくる」という王道展開ながら、再誕という形で継承されることで物語の深みが増し、後の悟飯との師弟関係への道にも繋がる名伏線。

亀仙流の修行が“Zの戦闘スタイル”へ直結

牛乳配達・基礎鍛錬・重量トレーニングなど、亀仙流の修行は地味だが、悟空の戦闘スタイルの核を作った重要要素。
後のZでは、悟空が「気を操る」「スピードで圧倒する」など、初代で学んだ素地がすべて土台となっている。

初代での“努力と基礎”が、Zや超での“超パワー戦”に自然に接続される構成は、伏線というより設計の妙と言える。

原作との主な違い

アニメ版・原作漫画版で異なる描写や追加エピソードを整理し、初代ドラゴンボールにおけるメディア差を分かりやすく解説します。

アニメオリジナル回の追加によるテンポの違い

初代ドラゴンボールのアニメは、原作不足を補うためにオリジナルエピソードを多く挿入している。
そのため、悟空の冒険パートがより丁寧に描かれ、世界観の広がりやコミカルな要素が強化されている。

ただし、原作はテンポが良く無駄が少ないため、物語進行だけを重視すると原作の方がスピーディ。

キャラクターの描写が原作よりマイルド

アニメ版では暴力描写・ギャグの下ネタ度が多少マイルドに修正されている。
また、原作では淡々としているシーンが、アニメでは感情表現豊かに描かれているため、キャラの魅力が補強されている部分が多い。

特にウーロン、ヤムチャ、ブルマはアニメの方が性格が柔らかく、親しみやすい印象を与える。

戦闘描写がアニメ特有の演出で強化

初代は後のZほど派手ではないが、アニメ版では“溜め・スピード線・爆発表現”などアニメならではの演出が加えられている。
原作よりアクション性が高まり、悟空やクリリンの動きにキレが出ている。

特に天下一武道会の戦闘はアニメ版が高評価。

強さランキングトップ5

初代に登場するキャラ限定のランキングです。

1位:ピッコロ大魔王(全盛期)

圧倒的な“絶望感”を与えた初代最強の破壊者。ピッコロ大魔王は、初代ドラゴンボールの世界観では “唯一、世界そのものを滅ぼせる存在” として描かれます。

強さの根拠
  • クリリン・餃子を一撃死
  • 神龍を殺害
  • 町を丸ごと吹き飛ばす
  • 悟空(当時の限界状態)すら圧倒
  • 怪光線、爆力魔波など広範囲殲滅技を持つ

悟空は超神水による限界突破を経て、ようやく撃破できたほど。

総評

「戦闘力という概念がまだ無い時代における最大の壁」
初代最強の名にふさわしい存在です。

2位:マジュニア(若ピッコロ)

ピッコロ大魔王の転生体として誕生した“最終形態のピッコロ”。
大魔王より若く、潜在性では “進化途中の怪物” として描かれる。

強さの根拠
  • 天下一武道会で悟空を本気にさせた唯一の相手
  • 大魔王を超えるスピード・戦闘センス
  • 伸縮自在の腕・気功波など戦闘の幅が広い
  • 巨大化など大魔王の技も完全習得
  • 悟空の“飛行技術初披露”を引き出したほどの脅威
総評

「初代ドラゴンボール“最終対決”の相手」
悟空を真の武道家へ押し上げた因縁のライバル。

3位:孫悟空(初代 最終武道会ver)

少年期の悟空としての最終形態。
大魔王撃破後、修行を経て 純粋戦闘力・技術・精神 の全てが上限に到達した姿。

強さの根拠
  • 大魔王撃破後にさらに修行し完成形へ
  • 飛行能力を開花し空中戦が可能に
  • スピード・瞬発力はすでに人間離れ
  • 打たれ強さも少年期では最高水準
  • 天津飯やジャッキー・チュンのレベルを明確に超える
総評

「少年悟空の完成形」
Zに続く布石となる“天才型の伸び方”を見せた実質トップクラスの存在。

4位:天津飯(初登場〜最終)

鶴仙流のエリートにして、悟空・亀仙流の最大のライバル枠。
超能力・複数の独自技を使いこなす 初代で最も技術的に高い戦闘スタイルの持ち主。

強さの根拠
  • 四身の拳・太陽拳などバトル技術の幅が最大級
  • 悟空とも互角の高速戦闘が可能
  • 精神性の成長により戦闘判断力が非常に高い
  • 鶴仙人の超能力を完全に習得
  • 天下一武道会で“悟空を負かした数少ない存在”
総評

「初代の“技巧派最強”」
悟空を刺激し、ライバルとして最も正統成長した戦士。

5位:亀仙人(本気モード)

地球最強の称号を長年持ち続けた伝説の武道家。
普段はスケベで怠け者だが、本気を出した時の破壊力は初代でもトップクラス。

強さの根拠
  • 月を吹き飛ばすレベルの“かめはめ波”を発動
  • 悟空・クリリンを短期間で超成長させた指導力
  • ジャッキー・チュンとして悟空を実質的に倒す実力
  • 変装含め戦術が豊富で“戦闘IQ”が高い
  • 体力の低下を除けば潜在能力はトップ層
総評

「初代の“象徴的最強キャラ”」
戦闘力のピークは過ぎているが、技・知恵・経験を含めると未だ別格の存在。

※少年期基準なのでZに比べてインフレ前の順位です。

名シーン集

以下では、初代ドラゴンボールの中でも特に象徴的で、ファンの心に深く刻まれたシーンを厳選して紹介します。

名シーン1:悟空と祖父・孫悟飯の涙の再会(占いババ編)

占いババの館で行われた“死者とのバトル”は、悟空にとって忘れられない再会の瞬間となる。
仮面の戦士として現れた相手は、ただならぬ気配を持ち、悟空の攻撃を軽々と受け止める実力者だった。
激闘の末に悟空がとどめを刺そうとした瞬間──仮面が割れ、中から現れたのは亡き祖父・孫悟飯。

悟空は驚き、喜び、そして一気に涙を流しながら祖父へ抱きつく。
孫悟飯も成長した悟空を誇らしげに見つめ、限られた時間の中で言葉を交わす姿は、初代ドラゴンボール屈指の感動シーンである。

最後に孫悟飯が「悟空、わしはいつでもお前の味方だよ」と告げて消える場面は、シリーズの中でも突出した名場面として語られる。

名シーン2:ジャッキー・チュン(亀仙人)vs悟空、師弟の全力勝負

第21回天下一武道会の決勝。

悟空の前に現れた“ジャッキー・チュン”の正体は、なんと悟空とクリリンの師匠・亀仙人だった。

亀仙人は「弟子が天狗になってはいけない」と考え、自ら敵となって立ちはだかったのだ。

この戦いでは、悟空と亀仙人が互いに一歩も引かない名勝負を披露し、かめはめ波の撃ち合い、身体能力と技の極限勝負、悟空の尻尾による大猿化寸前の攻防など、初代のバトルの面白さが凝縮されている。

最終的に亀仙人は“年齢を捨てた本気のジャンプ力”と機転で勝利。
悟空は敗北を通して“さらに強くなりたい”という原点を再確認する。

この師弟バトルこそ、悟空の武道家としての精神を決定づけた名シーンだ。

名シーン3:悟空 vs ピッコロ大魔王、渾身の一撃

初代ドラゴンボール最大の死闘とも言える名決戦。
クリリン殺害・神龍殺害・世界壊滅──どれを取っても少年時代の悟空にはあまりに重い現実だった。

そして、ついに迎えた悟空 vs ピッコロ大魔王の最終局面。

満身創痍の悟空は、最後の力を振り絞り、
「渾身の体当たり(ドラゴンボール名物の体当たりフィニッシュ)」
でピッコロの腹を貫く。

この瞬間の演出は今見ても鳥肌もの。

爆音とともにピッコロが倒れ、悟空が空に向かって倒れ込む描写は、少年漫画の“主人公の覚醒”を象徴する名シーンである。

さらに、この直後にピッコロ大魔王が“卵を吐き出して転生する”という展開も衝撃的であり、悟空とピッコロの因縁がZへ続く伏線にもなっている。

名シーン4:神龍初召喚とウーロンの「パンティおくれ!」

初めて七つのドラゴンボールが揃い、神龍が天を割るように登場する名場面。
巨大な龍が雲を裂く迫力は、アニメ放送当時“伝説級の演出”として話題になった。

しかし同時に、ピラフが世界征服を願おうとした瞬間──
ウーロンが「ギャルのパンティおくれーっ!」と割り込む
というギャグによって願いが台無しにされる。

・壮大な演出と
・最低レベルの願い
このギャップこそドラゴンボールの魅力であり、少年漫画としての自由さを象徴している。

名シーン5:悟空、初めて空を飛ぶ(舞空術の原型)

初代悟空はまだ飛べない。
しかし天下一武道会の戦いの中で、悟空は信じられない跳躍と空中操作を見せ、
「これ後の舞空術だろ!」とファンがざわつく場面が登場する。

後に天津飯から正式に舞空術を習得するが、
この“飛ぶような動き”は悟空の成長の象徴として人気が高い名シーンだ。

初代ドラゴンボールはどこで見れる?

サービス名 見れる? アニメ作品数 月額料金
人気No.1
DMM TV
6000作品 550円/月額
dアニメストア 6000作品 550円/月額
U-NEXT 7000作品 2,189円/月額
Netflix 7000作品 890円/月額
Amazonプライム △(レンタル) 800作品 600円/月額
スクロールできます

初代ドラゴンボールの平均評価

総合点数

ドラゴンボール初代

冒険の原点

王道少年

成長物語

9

おもしろさ

8

ストーリー

10

キャラ

9

中毒性

総合平均評価


悟空の少年期を中心に、冒険・ギャグ・友情・成長がバランスよく詰め込まれた初代ドラゴンボールは、視聴者から非常に高く評価されている。とくに「ワクワクする冒険感」「キャラの魅力」「後のZにつながる世界観の基礎」が強く支持され、今なお色あせない名作として語られ続ける。テンポの良さと温かい雰囲気が現代の視聴者にも受け入れられ、全体的に高評価が多い。

初代ドラゴンボールはどんな人におすすめか?

ズバリ!
  • 全年齢(特に10〜40代)
  • 王道少年バトルが好きな人
  • ワンピース・ナルト系が好きな人

初代『ドラゴンボール』は、冒険・ギャグ・友情・成長のすべてが詰まった“少年アニメの原点”ともいえる作品です。悟空の成長を中心に、世界がどんどん広がっていくワクワク感、テンポの良いギャグ、キャラクター同士の温かい関係性が魅力で、子どもから大人まで誰が見ても楽しめます。特に、ワンピースやナルトなど“少年冒険系”が好きな人には強く刺さる作品です。また、Zシリーズや超から見始めた人が「悟空の原点を知りたい」と思った時にも最適。初代は、後の全シリーズの基盤となる重要ストーリーなので、一度は見ておく価値があります。