『ドラゴンボール超』は、『Z』最終決戦から続く物語で、悟空たちが“神の領域”へ踏み込む新たな強さと宇宙規模の戦いを描くシリーズです。破壊神ビルスとの邂逅、超サイヤ人ゴッド、ブルー、そして全王が主催する「力の大会」による多宇宙のサバイバルバトルなど、スケールはドラゴンボール史上最大級。悟空・ベジータをはじめとしたZ戦士の進化だけでなく、フリーザ復活、未来トランクス編、ジレンとの死闘など、作品を象徴する名バトルが次々に展開。宇宙の運命を賭けた激闘を通して、悟空が“限界のその先”へ挑む姿を描いた、究極のドラゴンボール作品です。
ドラゴンボール超 あらすじ
『ドラゴンボール超』は、魔人ブウ撃破後の平和な世界を舞台に、悟空が再び修行へ励む姿から始まります。しかしその平穏は長く続かず、破壊神ビルスの目覚めによって新たな脅威が訪れる。ビルスは“サイヤ人の神”を求めて地球に降臨し、悟空は仲間と力を合わせ超サイヤ人ゴッドへ覚醒。これを皮切りに宇宙規模の戦いが連続する。
フリーザの復活を経て、未来トランクスの世界を脅かす“ゴクウブラック”との死闘へ突入。さらに全王が企画した「力の大会」では複数宇宙の最強戦士が集結。悟空は身勝手の極意を発動し、ジレンとの頂上決戦へ挑む。戦いを通して悟空は限界を超え、宇宙そのものの存在意義に触れていく。平和と破壊、希望と絶望を行き来する多層的なストーリーが展開されるドラゴンボール最新章。
ドラゴンボール超 ストーリーネタバレ解説
重要エピソードを 11個に分けてまとめています。
※アニメ版のみを対象にしています。
重要エピソード1:破壊神ビルスの覚醒と悟空との邂逅
平和な時代が続いていた地球。しかし宇宙の均衡を保つ存在「破壊神ビルス」が長い眠りから目覚めることで物語は大きく動き始める。ビルスは“伝説の戦士・超サイヤ人ゴッド”の噂を追って地球に訪れ、悟空たちと対面する。悟空は界王星でビルスと戦うが圧倒的な力の差を見せつけられて敗北。悟空の敗北が、シリーズの「神の領域」の幕開けとなる。
重要エピソード2:超サイヤ人ゴッド誕生
ビルスの強さに危機感を覚えた悟空は、仲間のサイヤ人の力を集め「超サイヤ人ゴッド」へ変身。赤いオーラを纏い、神の気を扱う新境地に至る。悟空はビルスと互角に近い戦いを繰り広げるが、最終的には一歩及ばず敗北。しかしビルスは悟空の潜在能力と戦いの楽しさに興味を示し、地球を破壊せず撤退する。
この章は、ドラゴンボールが新次元の戦闘へ移行した象徴的エピソード。
重要エピソード3:フリーザ復活と超サイヤ人ブルー
地獄で封印されていたフリーザが復活。悟空とベジータを倒すため修行し、さらに強くなって地球へ侵攻する。悟空とベジータは「神の気」を完全にコントロールした新形態「超サイヤ人ブルー(SSGSS)」を習得し、フリーザの“ゴールデンフリーザ”と激突。戦闘では悟空が優勢に見えたが不意打ちで致命傷を負い、世界が滅びかける。
しかしウィスの能力により時間が巻き戻され、悟空が渾身のかめはめ波でフリーザを撃破する。
重要エピソード4:第6宇宙との武道大会
ビルスとシャンパ(双子の破壊神)の兄弟喧嘩から、宇宙と宇宙をかけた“武道大会”が開催される。悟空、ベジータ、ピッコロ、モナカらが出場し、第6宇宙の戦士と対戦。ヒットの「時を止める」技は悟空すら苦戦させ、戦闘の幅が一気に広がる。悟空は界王拳×青を初披露し、ヒットと互角の激戦を繰り広げた。
重要エピソード5:悟空ブラック編(未来トランクス編)
平和なはずの未来で、謎の戦士「悟空ブラック」がトランクスの世界を破壊していた。悟空たちは未来へ向かい、ブラックの正体が「ザマス(界王神見習い)」であることを突き止める。これはザマスが悟空の肉体を奪った別時空の存在であり、悟空・ベジータ・トランクスと死闘を繰り広げる。
最終的には合体ザマスに進化し、悟空でも倒せない規模の神へと変貌。最後は全王による“時空ごと消滅”で決着する。
重要エピソード6:悟空、“身勝手の極意”兆しへ突入
ザマス編の後、悟空はさらに強さを追求し続ける。全王を怒らせた際の“かけっこ”をきっかけに、「力の大会」が開催されることに。その準備期間の中で悟空は新たな戦闘感覚「身勝手の極意の兆し」に触れる。攻撃を受けながら心身が分離したかのように動く姿は、これまでの悟空を超えつつあった。
重要エピソード7:宇宙サバイバル編・力の大会 開幕
舞台は多宇宙。一度でも負ければその宇宙自体が消滅するという前代未聞のサバイバル戦が始まる。悟空・ベジータ・悟飯・17号・18号・亀仙人など、ベストメンバーが集結。全王の前で80人が同時戦闘する激闘が始まる。
特に第11宇宙の“正義の戦士”ジレンは無敵の存在として描かれ、悟空すら歯が立たなかった。
重要エピソード8:悟空 vs ケフラ、身勝手の気配
力の大会ではケール&カリフラがポタラで合体し「ケフラ」となる。圧倒的パワーで悟空を追い詰めるが、悟空は戦闘中に再び“兆し”へと覚醒。超スピードと反応でケフラの最大技を回避し、渾身のかめはめ波でカウンター勝利する。
重要エピソード9:悟空 vs ジレン、身勝手の極意へ完全覚醒
大会終盤、ジレンの圧倒的強さに悟空は限界を迎える。しかし己を超える執念と戦いの渇望により、悟空はついに“身勝手の極意”の完成形へ到達。銀髪の悟空はジレンの攻撃を完全に見切り、圧倒。
ただし肉体への負担は大きく、最終的には暴走し倒れてしまう。
重要エピソード10:最終局面・17号の覚醒と協力戦
悟空が倒れた後、17号が意外な活躍を見せ、最後は悟空とフリーザの共闘でジレンに挑む展開へ。
宇宙すら超える力のぶつかり合いの末、悟空&フリーザがジレンを場外へ落とし、第7宇宙が勝利。
優勝者17号の願いで、消滅したすべての宇宙が元に戻された。
ラスト:平和な日常へ、そして新たな戦いへ
大会後、悟空はウィスに鍛えられ、ベジータもさらなる強さを求める。
ブロリー編や新章へと続く伏線を残しつつ、アニメ版『ドラゴンボール超』はここで一区切りとなる。
その後の展開
アニメ『ドラゴンボール超』の物語は力の大会の終了でひとまず区切りを迎えますが、その後は劇場版へと展開が続いていきます。映画『ドラゴンボール超 ブロリー』では、伝説の超サイヤ人とされるブロリーが正史に組み込まれ、悟空とベジータに匹敵する最強戦士として再構築されました。悟空はブロリーの潜在能力を見抜いて仲間になろうとし、物語は“さらなる宇宙規模の戦い”を予感させながら締めくくられます。
また漫画版では新たな敵・モロやグラノラなど、神の領域すら脅かす強敵との戦いが描かれており、悟空は身勝手の極意を、ベジータは破壊神の技「我儘の極意」を習得するなど、新境地へ突入。アニメ版の続編は未発表ながら、世界観は今も拡張中であり、再び動き出す伏線は十分に残されている。
伏線回収まとめ
ここからは、ドラゴンボール超で張られた伏線とその回収についてまとめます。
破壊神ビルスと“謎のスーパーサイヤ人の夢”
ビルスは数十年前に「最強の戦士・スーパーサイヤ人ゴッドの夢」を見て覚醒したと語る。
この伏線は、ゴッド儀式による悟空の覚醒シーンで正式に回収される。
夢の中の“未確認の超戦士”の存在は、悟空の潜在能力にビルスが興味を抱いた理由の一つであり、
その後の“宇宙の運命に関わる存在”として悟空を特別視する伏線にもなっている。
悟空ブラックの正体と界王神見習いのザマス
未来トランクス編の序盤では、悟空に瓜二つの“ブラック”の正体が曖昧に描かれている。
ザマスが「この世界の正義とは何か」「神は人間をどう裁くべきか」と語り続ける描写が伏線であり、
彼の思想の危険性と暴走の片鱗が早期に示されている。
これらは後に “ザマスが悟空の肉体を奪いブラック化した” という事実につながり、
物語全体のクライマックスへ向かうキーとなった。
“身勝手の極意”の片鱗が大会前から描かれていた
悟空は大会前から「無意識で反応している」「体が勝手に動いた」などの発言が多い。
これは、武術の極限状態で発動する“身勝手の極意”の伏線になっており、
ジレン戦でその伏線が完全に回収された。
原作との主な違い
ここからは、アニメ版ドラゴンボール超と原作漫画(トイ寺院版)との違いをまとめます。
戦闘描写の解釈違い(アニメ版は演出重視)
アニメ版は戦闘演出が非常に派手で、爆発・スピード・激突描写が多く強調されている。
対して漫画版は、戦略・技術・読み合いに重点が置かれており、
同じバトルでも “勝ち方・展開速度・心理描写” に違いがある。
特にジレン戦・ケフラ戦・トッポ戦などはアニメが最も派手に描かれ、
悟空の「身勝手の極意」演出はアニメ固有の見せ場が多い。
悟空ブラック編の展開と終わり方
アニメ版はトランクスの剣に神気が宿る“光の剣”演出が存在し、
ザマスを浄化しかける独自展開が描かれる。
漫画版は悟飯や他の戦士の参戦など、戦闘の構図が大きく異なる。
最終決着の方法も大きく違い、アニメ版はザマスが世界と同化する演出が強め。
その後ザマスを「全王が消し去る」という展開もアニメ特有の流れである。
強さランキングトップ5
本ランキングは アニメ版ドラゴンボール超のみの描写 を基準に作成しています。
原作漫画版(Vジャンプ連載)の超はスケールが大きく異なるため、今回の評価には含めていません。
1位:ジレン
力の大会で悟空たちの前に立ちはだかった“第11宇宙最強の戦士”。破壊神ベルモッドすら「私より強い」と言及した存在で、その力は理不尽の一言。気の放出だけで周囲を吹き飛ばし、通常の攻撃では表皮すら傷つかない。精神力も異常に高く、戦闘中の集中度でさらに強さを増す。悟空の“身勝手の極意”すら最初は押し返してみせたアニメ超最強格。
- 破壊神クラスの力を公式で認定
- 悟空の身勝手の極意・兆を圧倒
- 第11宇宙トップのプライド・トルーパーズですら手に負えない
- 精神集中で戦闘力が跳ね上がる特異性
- ノーダメージ状態が異様に長い耐久力
超アニメ版の“絶対的頂点”。悟空が越えるべき最強の壁。
2位:孫悟空(身勝手の極意 完成)
悟空が極限状態で発動した“身勝手の極意 完成形”。攻防すべてが自動化し、無意識で最適行動をとる究極の戦闘スタイル。ジレンをはじめ大神官にも評価される領域へ到達し、戦闘演出は超アニメ全体のハイライト。反面、長く維持できない不安定さがあるものの、瞬間的なピークは全キャラでも屈指。
- 大神官が「完成」と認めた域に到達
- ジレンを一方的に攻めるパートが存在
- 回避・攻撃の自動化で全ステータスが跳ね上がる
- 破壊神ビルスですら完成形は未習得と示唆
- 動けば動くほど強くなる特性
“時間制限のある最強”。瞬間火力ならジレンを上回る描写。
3位:ベジット(ブルー)
ポタラ合体による悟空×ベジータの最強融合戦士。悟空ブラック編で登場し、ザマス合体形態に対して圧倒的な実力差を見せつける。フィジカル、気、スタミナすべてが桁違いで、技のキレは個人戦士の中でもトップ。合体時間が短縮されなければ“作中最強”と断言できるほどの潜在力を持つ。
- ブルー状態でのポタラ合体=乗算的成長
- 合体ザマスを圧倒する描写
- 攻撃・防御の全てが高水準
- ファイナルかめはめ波という超火力技
- 最強議論で常に上位に来る存在
安定したら最強。時間制限が唯一の弱点。
4位:破壊神ビルス
ドラゴンボール超の“最初の壁”として登場。悟空の超サイヤ人ゴッドを軽くあしらうなど、その実力は悟空より上。アニメ版ではビルスの本気の力が明かされておらず“底が見えない”キャラだが、悟空は「まだ本気を出していない」と明言しているため、総合的に見ればトップクラス。
- 超サイヤ人ゴッド悟空を余裕で圧倒
- 破壊神の“破壊”能力で耐久無視の攻撃が可能
- ウイスからも更なる伸びしろがあると示唆
- ジレンに匹敵する可能性あり
- 悟空に「まだまだ遠い」と言われる格の高さ
作中“格”の象徴。悟空の到達点として描かれる存在。
5位:ゴッド悟空(身勝手前の最終形態として)
悟空の“破壊神領域への入り口”。超サイヤ人ゴッド、さらにブルーへの変身を経てジレン戦まで参戦し続けた基礎戦力。特にブルー×界王拳の組み合わせは瞬間火力が高く、これがなければジレン戦の後半に到達できなかったと言える。
- 神の気による圧倒的成長
- ブルー×界王拳の高倍率パワーアップ
- 破壊神レベルへ近づく描写多数
- 身勝手の“兆”の発動条件を作った土台
- どの編でも主力として活躍
悟空の新時代を開いた進化形態。超の基盤となる力。
名シーン集
ここからは、ドラゴンボール超で人気の名シーンを紹介します。
悟空、身勝手の極意“兆”を初めて発動
ジレンとの激戦の中、悟空が元気玉の爆縮エネルギーを受けた際、
限界を超えた反応で宇宙の理を超越する境地“身勝手の極意”が発動。
静寂と銀の光に包まれた悟空の姿は、Zを超える衝撃演出として世界的に話題となった。
周囲の戦士が驚愕する中、自分自身すらその状態を理解できずに戦う悟空の姿は、
まさに“武の本能”そのものを象徴しておりシリーズ屈指の名シーンである。
未来トランクス、最後の剣でザマスを断つ
限界を超えた未来トランクスが、仲間から集めた希望の力を剣に宿し、
合体ザマスを切り裂く名場面。
敗北寸前から希望をつなぎ止めた奇跡の一閃であり、
アニメ版特有の演出が視聴者の胸を熱くした。
ヒット vs 悟空の“時飛ばし”戦
第6宇宙編で描かれた悟空 vs ヒットの戦いは、
従来の力と力のぶつかり合いではなく「時間操作技術」に焦点が当たった知的バトル。
悟空が界王拳ブルーで限界を突破する瞬間、
Z世代の視聴者に強烈な感動を与えた。
ドラゴンボール超の平均評価
総合点数
ドラゴンボール超
新世代激闘
神領域突入
悟空進化

おもしろさ
ストーリー
キャラ
中毒性
『ドラゴンボール超』は、Zの物語を大幅にスケールアップし、神の領域・多宇宙の戦いへ突入した最新シリーズです。破壊神ビルスの登場、フリーザの復活、悟空ブラック編、宇宙サバイバル編など、激戦が多く視聴者の満足度は高い。とくに“身勝手の極意”の覚醒はシリーズ屈指の人気演出で、悟空の新境地を象徴する名場面として語り継がれています。一方で日常回の評価は分かれるものの、全体として熱量の高い作品です。
ドラゴンボール超はどこで見れる?
| サービス名 | 見れる? | アニメ作品数 | 月額料金 |
|---|---|---|---|
| 人気No.1 DMM TV |
〇 | 6000作品 | 550円/月額 |
| dアニメストア | 〇 | 6000作品 | 550円/月額 |
| U-NEXT | 〇 | 7000作品 | 2,189円/月額 |
| Netflix | △(時期により変動) | 7000作品 | 890円/月額 |
| Amazonプライム | △(レンタル) | 800作品 | 600円/月額 |
ドラゴンボール超はどんな人におすすめか?
- 10〜40代(幅広く楽しめる)
- 迫力あるバトルアニメが好きな人
- ドラゴンボールZ・超劇場版が好きな人
『ドラゴンボール超』は、Z時代の“バトルの熱さ”を求める視聴者はもちろん、キャラクターの進化や宇宙規模のスケールを楽しみたい人におすすめです。破壊神や天使、全王など新しい概念が次々登場し、地球を超えた戦いが展開されるため、ドラゴンボールの世界観をさらに深く味わいたい人にぴったり。悟空・ベジータの新形態、未来トランクスの復活、フリーザの再登場など、ファンに刺さる要素も満載。重めのストーリーも多く、大人が見ても満足できる作品です。
