進撃の巨人1期は、「人類 vs 巨人」という極めてシンプルな構図から物語が始まります。しかし物語が進むにつれ、この世界には数多くの違和感が潜んでいることが明らかになっていきます。なぜ人類は壁の中に閉じ込められているのか。なぜ巨人は人を食べるのか。そして、なぜこの世界はここまで歪んでしまったのか。本記事では、1期の物語をネタバレありで振り返りながら、「壁」という存在の意味を考察していきます。
進撃の巨人1期 あらすじ
人類は突如現れた巨人によって文明を破壊され、巨大な三重の壁の内側で生きることを余儀なくされていました。壁の外には自由も未来もなく、ただ巨人の恐怖だけが存在すると信じられていたのです。
ある日、超大型巨人と鎧の巨人の出現によって、長年守られてきた壁は破壊されます。その瞬間から、エレン・イェーガーは「すべての巨人を駆逐する」という強烈な目的を抱き、調査兵団の道を選ぶことになります。人類は再び、外の世界と向き合うことを強制されていきます。
進撃の巨人1期 ストーリーネタバレ解説
ここからは、進撃の巨人1期の物語をネタバレありで振り返りながら、後の展開を踏まえた視点で解説していきます。1期は「巨人との戦い」を描く一方で、世界の在り方そのものに数多くの違和感を仕込んだ、壮大な序章として構成されています。
重要エピソード1:壁に守られた世界と偽りの平和
【該当話数:第1話】
物語冒頭、人類は巨大な三重の壁に囲まれた世界で生活しています。巨人はすべて壁の外に存在し、壁の内側は絶対安全であると信じられていました。この「信じられていた平和」は、後に振り返ると極めて作為的であり、人類が自ら選んだ不自由でもあったことが示唆されます。
重要エピソード2:超大型巨人の出現と日常の崩壊
【該当話数:第1話〜第2話】
突如現れた超大型巨人と鎧の巨人によって壁は破壊され、人類は再び巨人の恐怖に晒されます。この出来事は単なる災害ではなく、「外の世界と向き合うことを拒んできた代償」として描かれており、物語全体の転換点となります。
重要エピソード3:エレン・イェーガーの誓い

【該当話数:第2話】
母を巨人に殺されたエレンは、「すべての巨人を駆逐する」と誓います。この言葉は1期では純粋な復讐心として描かれますが、シリーズ全体を通して見ると、自由を求める彼の思想の原点であり、同時に破滅へ向かう第一歩でもありました。
重要エピソード4:訓練兵団と兵士たちの価値観

【該当話数:第3話〜第4話】
訓練兵団編では、巨人と戦うことがいかに異常で過酷な選択であるかが丁寧に描かれます。多くの人間が憲兵団を志望し、壁の内側での安全を選ぼうとする姿は、「自由よりも安全を優先する人類の本質」を象徴しています。
重要エピソード5:トロスト区攻防戦とエレンの死
【該当話数:第5話】
トロスト区奪還作戦の初動で、エレンは班を率いて戦うものの、補給線は崩壊し、新兵は次々に食われてパニックに陥ります。エレンはアルミンを助けるために巨人の口へ飛び込み、腕を噛みちぎられた後、丸呑みされて「戦死」したように扱われます。絶望の中でアルミンは指揮権を引き継ぎ、ミカサも感情を押し殺して戦線に戻りますが、人類側は撤退寸前まで追い詰められます。
【結果】人類側:多数の死傷者/トロスト区は実質壊滅寸前/エレンは“死亡扱い”となり部隊の士気が崩壊しかける。
重要エピソード6:人類の希望か、脅威か
【該当話数:第6話〜第8話】
エレンが実は“巨人化”できることが判明し、彼は暴走しながらも最終的に自我を取り戻します。作戦は「エレン巨人でトロスト区の城門を塞ぐ」へ切り替えられ、ミカサとアルミンはエレンに“目的”を思い出させることで制御に成功。巨石運搬によって城門は封鎖され、トロスト区は奪還されます。一方で、人類側はエレンを「兵器」と見なす派と「脅威」として排除したい派に割れ、裁判でリヴァイがエレンを管理下に置く形で決着します。
【結果】人類側:トロスト区の城門封鎖に成功(奪還)/エレンは調査兵団(リヴァイ班)預かりとなる/“巨人は人間に戻れる”可能性が浮上し、世界観が一段変わる。
重要エピソード7:調査兵団と壁の外への挑戦
【該当話数:第9話〜第11話(加入〜出発準備)、第12話〜第16話(第57回壁外調査の流れ)】
調査兵団は「巨人の正体を掴む」ため壁外へ出撃します。エルヴィンはエレンの存在を囮として使い、“知性を持つ巨人”を炙り出す作戦を仕掛けます。陣形(長距離索敵陣形)で巨人を避けつつ進軍する一方、エレンは初めて「自分がただの少年ではなく、組織の切り札であり標的だ」という現実を突きつけられます。
【結果】壁外調査は目的(知性巨人の特定)に近づくが、犠牲も増大。兵団内部の緊張が高まり、“敵は巨人だけではない”空気が強まる。
重要エピソード8:女型の巨人の出現
【該当話数:第17話】
壁外調査の最中、女型の巨人が出現。特徴は「明確な目的行動」「高い機動力」「格闘技術」「叫びによる巨人の誘導」。彼女は最短距離でエレンを狙い、護衛部隊を突破していきます。調査兵団は巨人捕獲用の罠(森での拘束)を発動し、一度は女型を拘束することに成功しますが、女型は硬質化(結晶化)で拘束を破り脱出。さらにリヴァイ班がエレンを守るため迎撃するも、女型は圧倒的な戦闘力で隊員を次々に惨殺します。
【結果】女型の巨人:捕獲未遂(拘束→脱出)/リヴァイ班:壊滅級の被害/エレンは女型に連れ去られかけ、のちに奪還されるが、兵団は甚大な損失を負う。
重要エピソード9:疑念が仲間へ向けられる世界
【該当話数:第18話〜第21話】
女型は「人間の知性を持つ巨人」であることが確定し、しかも調査兵団の動きを正確に読んでいたため、“内通者がいる”疑いが濃厚になります。エレン奪還後、エレンは怒りで巨人化し女型と交戦しますが、女型は戦闘の駆け引きと硬質化で優位を取り、撤退に成功。兵団は壁内へ戻るものの、市街地へ巨人を引き込んだことで民間被害も発生し、調査兵団への不信が強まります。ここから物語は「外敵との戦争」だけでなく「内部の真実を暴くサスペンス」に変わっていきます。
【結果】女型:正体不明のまま壁内へ侵入/調査兵団:民間人を巻き込む形で信用低下/“仲間の中に敵がいる”という決定的な疑念が確立。
重要エピソード10:1期ラストが残した違和感

【該当話数:第22話〜第25話】
調査兵団は女型の正体を突き止めるため、壁内で捕獲作戦を実行します。女型の正体は、訓練兵団104期生のアニー・レオンハート。アルミンが違和感を突いて誘導し、エレンとミカサが追撃、リヴァイたちが包囲します。市街地(ストヘス区)で女型(アニー)はエレン巨人と激突し、硬質化・格闘で徹底抗戦。最終的に追い詰められたアニーは“自分の身を結晶で覆う”硬質化によって沈黙し、取り調べ不能のまま確保されます。そして戦闘で破損した壁の内部から“壁の中に巨人が埋まっている”事実が露呈し、壁=防壁ではなく「巨人を材料にした構造物」という最大級の謎を残して1期は終わります。
【女型の正体】アニー・レオンハート
【結果】女型(アニー):捕獲成功(ただし結晶化で黙秘状態)/ストヘス区:大規模被害/壁の中に巨人の存在が判明し、世界の前提が崩壊。
その後の展開
進撃の巨人1期のラストで、女型の巨人の正体がアニー・レオンハートであることが判明し、物語は「巨人は外敵」という前提を完全に失います。巨人は人間に戻れる存在であり、しかもその正体はごく身近な仲間の中に紛れていたという事実は、人類側の価値観を根底から覆しました。
アニーは捕獲されるものの、自らを結晶化させたことで取り調べは不可能となり、彼女が何者で、なぜエレンを狙ったのかという核心部分は謎のまま残されます。一方で、ストヘス区での戦闘によって壁の一部が破損し、その内部から「巨人が壁の材料として使われている」という衝撃の事実が露呈します。これにより、壁は人類を守るための防壁ではなく、何かを“閉じ込めるための装置”である可能性が強く示唆されることになります。
調査兵団は、巨人の正体が人間である以上、敵は壁の外だけでなく壁の内側にも存在するという現実と向き合うことになります。エレンは「巨人を倒す存在」から「世界の真実に近づく鍵」へと立場を変え、彼の力を巡る争いはさらに激化していきます。
1期終了時点で、人類はまだ何一つ解決していません。巨人の正体、壁の目的、世界の歴史、そのすべてが謎のまま残され、物語は2期で「壁そのものの正体」と「人類の嘘」に本格的に踏み込んでいくことになります。1期は、絶望の中で戦う物語であると同時に、真実へ向かうための入口に過ぎなかったのです。
【考察】なぜ人類は壁の中で生きることを選んだのか?
人類が壁の中で生きることを選んだ理由について考察していきます。
巨人から身を守るため、という説明は不完全だった
進撃の巨人1期の序盤では、人類は巨人から身を守るために壁を築いたと語られます。しかし1期のラストで「壁の中に巨人が埋め込まれている」ことが判明した時点で、この説明は成立しなくなります。壁は単なる防御施設ではなく、最初から“巨人を前提として作られた構造物”であり、外敵を防ぐためのものではなかった可能性が浮かび上がります。
壁は人類を守るためではなく、人類を管理するための装置
壁の内側では、移動範囲、職業、身分、価値観までもが制限されています。多くの人間が壁の外に興味を持たず、危険を冒す調査兵団を異端視する社会構造は、偶然とは考えにくいものです。壁は物理的な防壁であると同時に、人類の思考と行動を制限するための“管理装置”として機能していたと考えられます。
人類は「自由」よりも「安全」を選んだ
訓練兵団編で描かれたように、多くの人間は憲兵団を目指し、壁の内側での安定した生活を選択します。巨人の存在が恐怖である以上、危険な自由よりも、管理された安全を選ぶ心理は自然なものです。人類は自らの意思で、壁の中に留まることを選び、その代償として真実から目を背けてきたのです。
壁の存在が「疑問を持たない社会」を作った
壁の中では、「なぜ壁があるのか」「外には何があるのか」という問い自体が不要なものとして扱われます。疑問を持たないことが平和を保つ条件となり、疑問を持つ者は異端とされる。この構造は、調査兵団が常に少数派であり続ける理由でもあります。壁は人類を守ると同時に、思考停止を促す役割を果たしていました。
エレン・イェーガーは壁の思想に最初から適合しなかった
エレンは1期の時点で、「壁の中で生きること」そのものに強烈な違和感を抱いています。巨人を憎む感情以上に、外の世界へ出られない状況そのものを憎んでいた彼は、壁の思想と決定的に相容れない存在でした。だからこそ彼は、壁の外へ出る鍵であり、同時に世界を壊す存在として物語の中心に置かれます。
壁の中で生きる選択は、人類がした“最初の妥協”
1期を通して描かれるのは、「生き延びるために、どこまで妥協できるのか」という問いです。人類は、真実・自由・歴史を手放す代わりに、生存を選びました。壁の中で生きるという選択は、愚かさではなく、恐怖に直面した結果の合理的判断だったとも言えます。しかしその妥協こそが、後に取り返しのつかない悲劇へとつながっていきます。
1期の結論:壁は守りではなく、檻だった
進撃の巨人1期の時点で導き出される結論は明確です。壁は人類を守るための象徴ではなく、人類を閉じ込めるための檻でした。そして、その檻の中で生きることを選んだのは、他ならぬ人類自身です。1期は、その選択が正しかったのかどうかを問い続けるための、壮大な問題提起として完結しています。
伏線回収まとめ
ここでは、進撃の巨人1期で張られた伏線が、どのように回収されたのか、あるいは意図的に未回収のまま残されたのかを整理していきます。1期は答えを与える物語ではなく、違和感を積み重ねるためのシーズンであり、多くの伏線が「気づけるかどうか」に委ねられています。
壁は「守るもの」ではなかった
序盤では、壁は人類を巨人から守るための絶対的な防壁として描かれます。しかし1期終盤、ストヘス区での戦闘によって壁の内部に“巨人の顔”が埋め込まれていることが判明します。この時点で、壁は単なる防御装置ではなく、巨人を材料として作られた構造物である可能性が示唆され、世界の前提が根底から覆されました。この伏線は1期内で明確に提示されるものの、目的や作られた理由は未回収のまま2期へ持ち越されます。
巨人は「ただの怪物」ではない
エレンの巨人化、女型の巨人の出現によって、巨人が人間と同質の存在であることが明らかになります。序盤から描かれていた「巨人の行動に知性があるように見える」「特定の人物を狙っている」といった違和感は、女型=アニーという形で1期内に回収されました。一方で、なぜ彼女がその役割を担っていたのかという動機は伏せられ、物語の核心として先送りされています。
訓練兵団に紛れ込んでいた敵
アニーの正体が判明したことで、「敵は外ではなく内側にいる」という疑念が現実のものとなります。訓練兵団時代の何気ない描写や距離感、会話の端々は、後から振り返ると明確な伏線として機能しています。この回収によって、物語は単なる対怪物戦から、スパイ・サスペンスの要素を強く帯びるようになります。
調査兵団が選ばれ続ける理由
多くの人間が憲兵団を選ぶ中で、調査兵団だけが壁の外へ出続ける理由は、序盤から繰り返し描かれてきました。1期ではその理由が「巨人と戦うため」ではなく、「真実を知るため」であることが明確になります。この価値観は、後に世界の構造そのものを暴く原動力となり、1期では思想レベルでの伏線回収が行われています。
エレン・イェーガーという存在の異質さ
エレンは1期の時点で、すでに「兵士」としても「人間」としても異質な存在として描かれています。巨人を憎みながら自らも巨人となる矛盾、自由を求めながら組織に縛られていく立場は、後の展開を予感させる強烈な伏線です。1期ではその答えは示されず、「なぜ彼が選ばれたのか」という問いだけが強く残されます。
人類が信じてきた歴史への疑問
壁の外の世界は存在しない、巨人は突然現れた、これらの“常識”は1期を通して揺さぶられ続けます。明確な答えは与えられないものの、「語られていない歴史がある」という違和感は繰り返し示され、視聴者に疑問を植え付ける形で伏線として機能しています。
1期で回収され、1期で終わらなかった伏線
1期では、「巨人は人間である」「敵は内側にいる」という大きな伏線は回収されます。一方で、「壁はなぜ作られたのか」「誰が世界をこうしたのか」「アニーたちは何者なのか」といった核心部分は、意図的に未回収のまま残されます。この構成によって、物語は2期以降で一気に世界の裏側へ踏み込む準備を整えました。
原作との主な違い
ここからは原作との違いについて解説していきます。
アニメは恐怖演出と絶望感を強調している
原作と比べて、アニメ1期では巨人の恐怖や人類側の絶望感がより強調されています。音楽や間の使い方、カメラワークによって、巨人が現れた瞬間の理不尽さや逃げ場のなさが視覚的・聴覚的に増幅されており、物語の導入として非常に強いインパクトを残します。
戦闘シーンのスピード感と立体機動装置の表現
立体機動装置を使った戦闘は、アニメならではの高速演出が追加されています。原作ではコマ割りで表現されていた動きが、アニメでは流れるような映像として再構成され、調査兵団の戦闘が「英雄的」であると同時に「命懸け」であることがより伝わる構成になっています。
心理描写の補完と間の演出
原作では比較的テンポよく進む場面でも、アニメでは沈黙や表情のアップが挿入され、登場人物の葛藤や恐怖が丁寧に描かれています。特に新兵たちの動揺や判断の遅れは、アニメ版でより強く印象づけられています。
ストーリーの大筋は原作準拠
1期に関しては、物語の流れや重要な設定変更はほとんどなく、原作に非常に忠実な構成です。省略や再構成はあるものの、伏線や展開に影響を与える改変はなく、「原作の導入編を映像として最適化した形」と言える仕上がりになっています。
名シーン集
ここからは、1期の名シーンをご紹介します。
超大型巨人が壁の上に現れる瞬間
【該当話数:第1話】
人類が信じてきた「壁の内側は安全」という神話を、一瞬で打ち砕いた衝撃の場面です。静かな日常の中に突如として現れる超大型巨人の姿は、世界観と恐怖の方向性を視覚的に決定づけ、進撃の巨人という作品を象徴する名シーンとなりました。
エレン・イェーガーの「駆逐してやる」
【該当話数:第2話】
母を巨人に殺された直後、エレンが叫ぶこの言葉は、1期全体を貫く原動力となる感情を凝縮した名シーンです。後の物語を知った上で振り返ると、この誓いが持つ意味の重さがより強く胸に響きます。
エレンの巨人化が初めて明かされる場面
【該当話数:第8話】
死亡したと思われていたエレンが、巨人として姿を現す衝撃の展開です。「巨人=敵」という常識を覆し、人間と巨人の境界が曖昧になる瞬間として、物語の方向性を大きく転換させました。
リヴァイ兵長の圧倒的戦闘力
【該当話数:第9話】
立体機動装置を自在に操り、巨人を一瞬で仕留めるリヴァイの戦闘シーンは、調査兵団最強の兵士という評価を決定づけた名場面です。アニメならではのスピード感と演出が、キャラクターの格を強烈に印象づけました。
女型の巨人が初めて姿を現す
【該当話数:第17話】
壁外調査中に突如現れた女型の巨人は、明確な知性と目的を持った存在として描かれます。この瞬間から、物語は単なる怪物との戦いではなく、「正体不明の敵を追うサスペンス」へと姿を変えていきます。
女型の巨人とエレンの直接対決
【該当話数:第18話】
怒りに飲み込まれたエレンが巨人化し、女型と真正面から激突する場面です。力と力のぶつかり合いであると同時に、人間同士の意志が衝突する象徴的な戦闘として描かれました。
女型の正体がアニーであると判明する流れ
【該当話数:第23話】
アルミンの違和感から始まり、徐々に追い詰められていくアニーの姿は、1期屈指のサスペンスシーンです。仲間の中に敵がいたという事実が明らかになり、物語の前提が完全に崩れます。
ストヘス区での最終決戦
【該当話数:第24話】
市街地を舞台に、エレン巨人と女型の巨人が激突するクライマックスです。民間人を巻き込む激しい戦闘は、調査兵団の正義と犠牲の重さを強く印象づけました。
壁の中に巨人がいることが示されるラスト
【該当話数:第25話】
戦闘で破損した壁の内部から、巨人の顔が露出する衝撃のラストシーンです。壁が人類を守る存在ではなかった可能性が示され、1期最大の謎と違和感を残したまま物語は幕を閉じます。
進撃の巨人1期はどこで見れる?
| サービス名 | 見れる? | アニメ作品数 | 月額料金 |
|---|---|---|---|
| 人気No.1 DMM TV |
〇 | 6000作品 | 550円/月額 |
| dアニメストア | 〇 | 6000作品 | 550円/月額 |
| U-NEXT | 〇 | 7000作品 | 2,189円/月額 |
| Netflix | 〇 | 7000作品 | 890円/月額 |
| Amazonプライム | △(レンタル) | 800作品 | 600円/月額 |
進撃の巨人1期の平均評価
総合点数
進撃の巨人1期
世界観が衝撃的
伏線が多い
考察向き

おもしろさ
ストーリー
キャラ
中毒性
進撃の巨人1期は、衝撃的な世界観と圧倒的な緊張感で視聴者を一気に物語へ引き込みます。巨人という存在の恐怖、人類が壁の中で生きる理由、正体不明の敵への疑念など、多くの謎が意図的に残されており、考察を前提とした構成が強く印象に残ります。ストーリーはあえて全貌を明かさず、「問い」を投げかけ続ける導入編として非常に完成度が高く、後のシーズンをより深く楽しむための土台として重要な役割を果たしています。
進撃の巨人1期はどんな人におすすめか?
- 重厚な世界観と伏線重視の物語が好きな人
- 考察しながらアニメを楽しみたい人
- 「正義とは何か」「自由とは何か」を考えさせられる作品を求める人
進撃の巨人1期は、単なるダークファンタジーではなく、「恐怖」「自由」「選択」というテーマを強烈に提示する導入編です。後のシーズンで明かされる真実を踏まえると、1期のあらゆる描写が“問い”として機能していることに気づかされます。
